口永良部島の噴火警戒レベルとは?現在の様子や過去の噴火を調査!

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こんにちは、ゆずぽんです。

日本は火山の国といえど私のように関西に住んでいるとあまり身近に感じることはどうしても少ないですが、現在も活火山と認めれれている山はたくさんあります。

2018年08月15日10:30に、口永良部島で『噴火警報・噴火警戒レベル4』が発令されました。

 

これは、どんな状況なのか?過去の噴火はいつだったのか?

そして、口永良部島とはどんな島なのかを調べてまとめていきたいと思います!

それではいってみましょう!

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口永良部島の噴火警戒レベルとは?

 

噴火警戒レベルは、火山活動の状況に応じて「警戒が必要な範囲」と防災機関や住民等の「とるべき防災対応」を5段階に区分して発表する指標です。

引用:気象庁公式サイトより

 

この警戒レベルが設定されていることによって、

・住民の方は、現在のとるべき対応を理解し状況に応じて避難することが出来る。
・市町村の防災機関は、登山客への入山規制や避難勧告をするなどの防災対応をとることが出来る。

ということから、噴火災害を少しでも減らすことが出来る可能性があります。

 

メガネコ先生
気象庁の公式サイトにわかりやすいイラストがあったので、貼っておくぞ。

 

口永良部島の、8月15日(水)10:30現在の噴火警戒レベルは4です。

・発表されている地域に、噴火によって大きな被害が出る可能性が高くなってきている。
・避難に関しては、すぐに避難というわけでではなく”準備が必要”という段階。
  ※ただし、高齢者・障害者・乳幼児等の要配慮者は避難等が必要だそうです!

という状況であるということになります。

 

口永良部島の現在の状況は?

 

 

口永良部島では、2018年8月15日0時〜10時までの間に、火山性地震が26回発生しており(現在は増えている可能性があります)、警戒レベルが4に引き上げられました。

追記:15時までに29回の地震が観測されています。

気象庁の発表によると、新岳の火口から約3㎞の範囲では、噴火によって飛ぶ大きな噴石や火砕流に厳重な警戒が必要なんだそうです。

 

これまでは、新岳火口付近の浅い場所が震源となる地震だったのが、現在の火山性地震は新岳の南西山麓近くの深さ約5㎞もの場所で起こっていると推測されています。

これは、2015年の新岳大噴火の前に起こった地震と同じ場所と推定されているそうで、今後の火山活動に十分注意した方が良さそうです!

気象庁の発表を参考にしています。

活火山とは?

昔は、噴火している火山を”活火山”、噴火していない火山を”休火山””死火山”と呼んでいたそうですが、

日本では1960年頃から『過去に噴火の記録があれば全て活火山と呼ぶ』と定めて77の山が活火山と選定され、

最終的に2003年には『概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山』を活火山とすることになり、

現在の活火山の数は、111にもなるそうです!

こんなに多いとは思っていなかったので、正直びっくりしてしまいましたがみなさんはどうでしょうか?

 

ゆずぽん
この図を見てわかるように、やはり、関西・四国は活火山がないんですね!

 

口永良部島ってどんな島?

メガネコ先生
口永良部島とはどんな島なのかをまとめたぞ。

口永良部島は鹿児島県の島で、『口永良部島』『屋久島』『種子島』を合わせて、大隅諸島と呼ばれていて、屋久島よりも約12㎞ほど西に位置しています!

そして有名な屋久島国立公園といえば屋久島の縄文杉を思い浮かべるのですが、実は屋久島国立公園は屋久島の一部と、口永良部島全域から構成されているんだそうです!

ゆずぽん
口永良部島ではどんなことが出来るの?
メガネコ先生
では口永良部島のオススメポイントを教えてあげよう!

・温泉が豊富
・魚釣りポイントがたくさんある
・天然記念物が生息している
・亜熱帯性の魚やサンゴ群集を見ることが出来る

たくさんの魅力に溢れる島で、観光客も多く訪れているそうですよ!

活火山があるが故の美しさや自然もたくさんあります☆

 

また、薩南火山群島の中で一番大きな火山島と呼ばれている口永良部島は、いくつかの火山から形成されていて、気象庁の『常時観測火山』に指定されています。

3年前に爆発的な噴火を起こしたのは『新岳』です。

 

口永良部島の過去の噴火を調査!

さて口永良部島の噴火といえば、3年前の2015年の新岳の大噴火が有名かもしれません。

 

この前年2014年の噴火が34年ぶりの噴火でしたが、この時点ではまだ噴火警戒レベルは3で、噴煙の高さは800m以上でした。

そして2015年に大噴火を起こし、噴火警戒レベルは5になり、噴煙の高さはなんと9,000m以上にも及んだそうです!

 

口永良部島の火山の活動開始時期は不明なようですが、

・高堂森火山は約10万年前頃
・野池火山の主部は約1万年前頃

までに形成されたと言われていて、15,000年前〜11,000年前の間に2回大きな火砕噴火が起きたと言われています。

ここ1万年間の活動は、『古岳』『新岳』『鉢窪火山』で発生していて、

昭和に入ってからは2015年の大噴火を含めて10回近く噴火しているそうです!

 

 

こちらは、2015年の大噴火の時の様子です。※現在の様子ではありません!

当時の、住民の方の鬼気迫る様子に、噴火の恐ろしさがわかります。

この時には火砕流が海まで到達したそうです。(火砕流とは、噴火によって噴出した高温の火山灰・軽石・火山岩塊がものすごいスピードで流れ出る現象。)

 

 

まとめ

いかがでしたか?

現在噴火警戒レベルが4に引き上げられた口永良部島についてお伝えしてきました。

 

2015年の大噴火の前兆と似ているところがあるということで、今後の火山の活動に注意が必要なようです。

噴火すればその時の被害はもちろんのこと、火山灰によって作物に影響が出たりと長く住民の方も大変な思いをされることになると思います。

日本に住んでいる限り、地震や噴火とは切っても切れないものですが、できれば最小限の被害で済むことを願っています。

 

それでは今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました!






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